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なんとか箱に詰まりました

収穫作業ともぎたて発送作業でいっぱいいっぱい…でしたが、ようやくひと息つけているささき林檎園のささきです。
園地(収穫)、土蔵(梱包発送)、温泉(癒し)のトライアングルな日々がず~っと続いておりましたが、ようやく解放されました。収穫終えました。
その間、温泉には一日に二度入る勢い。地元は温泉街なのと何件かある温泉施設の入浴料が二百円という破格値。隣町(弘前市)のほぼ一回分なのです。
昨夜はひと段落ついた解放感から行きつけのお店でひさびさに一杯飲りまして、偶然会った友人達と午前様出来る幸せを味わってました。

軽い二日酔いで迎えた今日はりんごの無くなった畑の草刈り。
野鼠の忌避や拾いきれなかった落ち実の粉砕が目的ですが、効果はあんまり無いんじゃないかと正直思ってます。何と言えば良いのでしょう…たぶん毎年恒例の「儀式」っていうのが一番しっくりきます。
林檎の樹に感謝しながら畑を草刈り機でまわってました。

まだまだ発送作業や園地の後片付け等は残ってますし、今年の出来(収量大幅減)の振り返りもしなければなりません。でも、今は…今くらいは、無事箱に詰まった事を感謝しながら少しマッタリしたいなぁって思ってます。
皆さま、本当に有難うございました。そしてお疲れ様でした。

忘れ物忘れすぎさっぱり夜な夜な狂い咲きの結果…ガス欠給油

山実りんご受付開始

お世話になっております。ささき林檎園のささきです。
秋の収穫シーズンも序盤を終えまして少しだけ落ち着けているところです。

加工用りんごをお買い上げいただいたお客様へはメールにてご連絡させていただきましたが、王林での対応とさせていただくため発送が遅れております。申し訳ございません。
準備が整い次第お届けいたしますので今暫くのお時間を頂戴できればと思っております。何卒よろしくお願いいたします。

表題の通りなのですが、本日より晩成種「ふじ(赤いりんご)」と「王林(黄緑のりんご)」のご予約受付を開始いたしました。山手の園地ではこの二品種を中心に作付けしておりまして、「山実りんご」の美味しさを十分に楽しんでいただけるものと自負しております。
以前は上級品と通常品の2ラインをご用意しておりましたが、昨年からは通常品のみをお届けする事にしております。一般にはご贈答向けと呼ばれるりんごが当園での上級品と言う取り扱いでしたが、収穫日かその翌日に2ラインの選果箱詰め(そのままですが果実を選別する事です)することの作業負荷、熨斗対応等のご依頼にお応えする事が難しい等々がその理由です。もぎたての味をお届けするの一点だけは守っていきたいものでして…ご理解願います。

送料のご負担が大きく増えたこと、資材全般の価格が年々上がっている事等、増税を抜きにしても直接販売する事の意義(価格だけではありませんが)があまり見えなくなってきた感を自分は持ち始めています。
産直=美味しくてお求めやすいのイメージを皆さんお持ちではないでしょうか。自分もそうありたいと加工向けりんご等の普段使いし易いりんごもご提供してきたつもりなのですが現実はなかなかに厳しく…。小規模で取扱量の少ない当園はいろいろ見直す時期にきたのかもしれません。

台風19号と言う忌まわしい呼び名の大型台風も迫っております。
りんご台風と呼ばれる30年近く前の19号で当園のりんごはほぼ全滅しました。自分は当時18,9でしたが畑も町もあまりに被害が大きすぎ、逆にボンヤリと他人事感に浸っていた記憶があります。偶然だとは思いますが同じ19号…各地の被害が大きくならない事を切に願っております。

最強毛豆決定戦

すっかり時間が経ってしまいましたが、9月20に恒例の最強毛豆決定戦が行われました。毛豆とは?(青森毛豆研究会)

毛豆は青森県でよく食べられている枝豆でして、9月末から10月上旬に食べ頃を迎えるオクテの豆です。茶色い毛がびっしりで見た目は微妙な感じですが、粒が大きく食べ応えがあり、独特のコクと風味が愉しめる美味しい枝豆です。
最強毛豆決定戦はその毛豆(自慢の)を持ち寄ってどれが美味しいかを競うイベント。そのまんまです。自分も毛豆研究会員として初回から関わってきましたが、第7回目を迎えた今回は「最強毛豆決定戦2019 FINAL」という事で一応一区切りをつけさせていただく事になりました。

前振り長いですね…。
最後という事もあり土方(つちかた)という名義で友人と一緒に作った毛豆を出品しまして、なんといきなり銀賞をいただく事が出来ました。
長い間よそ様のお手伝いで毛豆作りには取り組んできました。今回は自分なりに練った作り方で自由にやらせていただき、結果それなりの答え合わせが出来た事は素直に嬉しく思っています。作付け2年目以降での品質はどうなのか?とか、収穫作業と商品化の労力・コストの問題等にはまだまだまだまだ大きな課題があります。
りんご・米の合間にこなすのは厳しいなと言うのが毛豆生産に対する自分の正直な感想ですが、もう少しだけ頑張ってみようとは思ってます。ビールに枝豆な季節は微妙に外してしまいますが、食べてみたいって方がもしいらっしゃれば事前にご連絡ください。津軽の枝豆「毛豆」をお届けします。

時期は少し早かったです。銀賞(2位っぽいですけど3位です)圃場はカマキリだらけ

癒されるつもりでしたが

ひさびさの更新は完全に日記です。

仕事もひと段落ついたので毎年恒例になった感のある函館遠征。
たぶん今年が最後です。

7月も半ばという事でTシャツ一枚で向かいましたがやっぱり肌寒い…夜は本当に寒い。写真は早朝5時頃の赤レンガ倉庫付近。どこに行っても朝だけは無駄に早いんです。缶珈琲飲みながらひとりウロウロしてたんですが、ゴミ箱まったく見当たりません…途方にくれました。


夜は地元の居酒屋さん、日中は二日連続で塩ラーメン。


良い気分転換にはなりましたが普段と違う環境で過ごすのが目に見えてしんどくなってます。寄る年波にはやっぱり勝てそうにありません。

さっぱりしました

破格の10連休GW(?)と桜ミクで騒がれた観桜会も終わり、津軽は普段ののんびりした雰囲気を取り戻しています。
桜が散るとりんごの花が咲き、田圃仕事でバタバタし始めるのもこのタイミング。農繁期は段取り力大事。
育苗管理(苗を作る)、施肥・田おこし(田圃を耕す)、あらくり(水を入れてざっくりと)、代掻き(泥をきれいにならす)…と来てようやく田植え開始(ここまで田圃仕事)。定期防除散布(春先重要)、交配作業(今一つな感じ)、花摘み、草刈り(足元さっぱり)…りんごはこんな感じ。黒星病なる怖い病気で一度ボロボロになる位痛い思いをさせてもらいました。春の防除タイミングはやっぱり気になりますし気にします。

一昨日、ようやく田植えを終えることが出来まして、春のひと山越えれたなと今は一息ついているところ。うちのお爺さん田植え機でも二日で植えきれるくらいではありますが、田植え絡みの仕事が片付くと本当にさっぱりするんです。
霜がクルかもな話があったり、そもそもよそ様はどこも植えてなかったり(ツッコまれたり)と微妙な感じはありました…が、日中は暖かい日が続いてますし植わってしまえばたぶん何とかなります。水稲って強いので。
作業機械や育苗設備もろもろの後片付けも終えれましたし、これで今後の田圃仕事は稲刈りまでのランニング。りんご仕事に戻ります。

山手の園地。

去年は酷かった苗ですが、今年はまずまず良く出来ました。
残った数枚は土に還れと花壇に投入。ガサエビ(シャコ)肴にお疲れ様。
男子には頭が付いてくるそうです。微妙です。